
【長野・諏訪】温泉寺|諏訪藩主の歴史寺院から見た諏訪湖【空撮】「Yatsugatake Map( 八ヶ岳マップ )」
諏訪市にある歴史ある寺院「温泉寺」。
樹齢370年のしだれ桜と諏訪藩主の墓所として知られる名所を空撮で紹介します。
■温泉寺(おんせんじ)
JR上諏訪駅から歩いて約15分。
諏訪湖のほど近く、静かな町の中に歴史を見守り続けてきたお寺があります。
それが 温泉寺(おんせんじ) です。
このお寺は、江戸時代にこの地域を治めていた
諏訪藩の殿様である「諏訪家」の菩提寺として知られています。
※菩提寺とは、代々の一族のお墓を守るお寺のことです。
■歴代藩主の墓が並ぶ、全国でも珍しい史跡
温泉寺が建てられたのは
1649年(慶安2年/けいあん2年)、江戸時代のことです。
境内には、2代から8代までの諏訪藩主の墓が7基並んでいます。
藩主とは、江戸時代にその地域を治めていた大名のことで、
今で言えば「その地域を統治していた中心的な家」にあたります。
このように歴代藩主の墓が
一か所に続けて造られている例は全国でも珍しく、
この墓所は 2017年に国の史跡に指定されました。
この歴代藩主の墓所は
廟所(びょうしょ) と呼ばれます。
※廟所とは、
歴史上の重要な人物を祀り、そのお墓を守る場所のことです。
なお、初代藩主・諏訪頼水(よりみず)とその両親の墓は、
頼岳寺(茅野市上原)に葬られています。
■ 高島城の能舞台を移した本堂
温泉寺の本堂は、
諏訪家の居城だった
高島城にあった 能舞台(能を演じる舞台) を移築したものです。
城の文化を今に伝える貴重な建物で、
寺院と城の歴史が重なる独特の趣を感じることができます。
■ 諏訪大社の御神体と伝わる「御鉄塔」
境内には、
諏訪大社上社本宮の御神体(神様が宿るとされるもの)と伝えられる
石造りの「御鉄塔(おてつとう)」 が安置されています。
古くから神聖なものとして大切に守られてきた石塔で、
諏訪の信仰の歴史を感じることができる場所です。
■ 織田信長ゆかりの梵鐘
温泉寺には、
織田信長にゆかりがあると伝えられる 梵鐘(ぼんしょう) も残されています。
梵鐘とは、お寺で時を知らせたり祈りの際に鳴らされる大きな鐘のこと。
戦国時代、信長が各地を平定していくなかで
他の地域から移された鐘のひとつと伝えられています。
■ 春は樹齢370年のしだれ桜
温泉寺の境内には
樹齢およそ370年のしだれ桜があります。
春になると、歴史あるお寺を包み込むように
やわらかな桜の花が咲き誇ります。
静かな境内と桜の景色は、
諏訪の春を代表する風景のひとつです。
■ 秋は「諏訪紅葉三山」
秋には庭園の紅葉が美しく、
「諏訪紅葉三山めぐり」の期間には
夜間ライトアップも行われます。
池泉回遊式庭園では、
赤や黄色の紅葉が池の水面に映り込む
幻想的な景色を楽しむことができます。
📍所在地
長野県諏訪市湯の脇1-21-1
🚶アクセス
JR上諏訪駅から徒歩約15分
※掲載している空撮映像は、
寺院の許可をいただき、安全に十分配慮して撮影しています。
地域編集型マップメディア|Yatsugatake Map(八ヶ岳マップ)
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