「大滝神社」と「大滝湧水公園」
八ヶ岳の清らかな恵みに触れれる場所
八ヶ岳の麓、標高約820mにひっそりと佇む大滝神社は、古くから地域の人々に大切にされてきた神聖な場所です。そして、その境内には、「名水百選」にも選ばれた清らかな湧水が流れる大滝湧水公園が隣接しており、癒しの空間が訪れる人々を魅了します。
大滝神社
大滝神社の歴史は2000年以上前まで遡ります。御祭神は、国づくりの神様として知られる
大国主命(おおくにぬしのみこと)と、
医療や酒造りの神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
江戸時代初期には「滝権現」と呼ばれ、「大滝権現」「大滝社」と改称を経て、
現在の「大滝神社」となりました。
清らかな水の流れとともに、静かで厳かな雰囲気を感じられる社殿。また、綺麗な水を使ったわさびを育てています。
大滝湧水公園
名水百選が育む、心安らぐ自然の恵み
大滝神社のすぐそばに広がる大滝湧水公園は、神社の歴史と深く結びついた清らかな湧水が最大の魅力です。木製の樋(とい)からとうとうと流れ落ちる湧水は、年間を通じて約12℃という安定した水温を保ち、1日に約22,000トンもの豊富な水量を誇ります。この豊かな水は、古くからこの地域の農業や人々の生活を支えてきました。(訪れた時にも、この水を飲料水として汲んでいる方にお会いしました。)
昭和60年(1985年)には「名水百選」に選定され、その質の高さが認められています。春には鮮やかな新緑、秋には燃えるようなモミジの紅葉が楽しめます。散策路をゆっくりと歩けば、鳥のさえずりや水のせせらぎが心地よく響き、日々の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
アクセス情報
大滝神社・大滝湧水公園
住所
山梨県北杜市小淵沢町上笹尾2738(神社) / 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾2734-2(公園)
車
中央自動車道 小淵沢(こぶちさわ)ICより約15分
中央自動車道 長坂ICより約20分
電車
JR中央線 小淵沢駅(こぶちざわ)より徒歩約20分(公園までは徒歩約24分)
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